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仏教には、時間や数をあらわす独特の単位がある

2025/08/26

2025/8/1の朝日新聞「天声人語」によれば、仏教には、時間や数をあらわす独特の単位があるそうです。縦・横・高さがそれぞれ7キロもある巨大なお城があった。その中をケシ粒でいっぱいにして、100年に1度、1粒だけ持ち去る。それを繰り返して、全ての粒を取り出すよりも長い時間のことを劫(こう)というそうです。未来永劫(えいごう)の「劫」ですね。また、常識では考えられないこと、異様なこと、という意味を持つ「不可思議」という言葉がありますが、これも、数をあらわす仏教用語ですが、10の64乗を意味します。ことばの歴史を知ると、今の姿が違った見え方をして来ませんか?