日本語と韓国語の語彙には類似点が多い
2026/01/15
日本語と韓国語(朝鮮語)は、アルタイ諸語という語族に属し、語順もSOVであるだけでなく、文法構造も似ていることは、古くからしられています。
また、日本語も韓国語も漢字文化圏の影響を受けているので、日本語で音読みをする漢字の語彙に、よく似た韓国語があるのは当然です。
たとえば、日本語の「約束」は韓国語でも「약속(ヤクソッ)」、日本語の「時間」は韓国語でも「시간(シガン)」、日本語の「家族」は韓国語でも「가족(カジョグ)」、日本語の「無理」は韓国語でも「무리(ムリ)」など、たくさんあります。
しかし、訓読みをする和語の中にも韓国語と同じ意味の語、あるいは関連する意味の語があると言われると、少し驚きませんか?
2026年1月15日の朝日新聞「天声人語」によれば、次のものが多々あるそうです。
日本語の「釡」は韓国語でも「가마(カマ)」といい、韓国語で「나라 (ナラ)」といえば日本語の「国」のことだそうです。「奈良の都」に通じますよね。
英語やドイツ語やフランス語などのインド・ヨーロッパ言語の中でも、このように、現在では別々の言語に分類され別々の地域で話される言語の語彙の中に、発音が似通ったものや、一定の規則で関連づけられるものが多々あり、それをもとに、「インド・ヨーロッパ祖語」という共通の祖先から枝分かれしてきたことが、明らかになっています。