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北海道の利尻島には、アイヌ語で「崖」を意味する「ペシ岬」という溶岩ドームの山があります。

2026/09/12
北海道の利尻島には、アイヌ語で「崖」を意味する「ペシ岬」という溶岩ドームの山があります。
その山に登ると、会津藩の藩士の墓があることにも驚きましたが、山頂に、こんなモニュメントがあることにも驚きました。
利尻島では、吹いてくる風の方向に応じて、15〜6種類もの異なる呼び名があるそうですね。
標準日本語でも、春に吹くのは「春一番」「東風(こち)」「薫風」、初夏に吹く風は「青嵐」、梅雨時に吹く風は「黒南風(くろはえ)」、秋・から冬にかけて吹く風は「野分」「金風(きんぷう)」「空っ風」「木枯らし」など、季節ごとに風の名前を呼び分ける慣習はありますが、1日の中で向きが変わる風を、こんなに細かく呼び分ける慣習はないでしょう。
これはやはり、利尻地方に暮らしていたアイヌ民族の当時の生活(漁業)と密接に関係した語彙なのではないかと思います。
必要は発明の母、と言いますが、言葉も、必要なところには細かい語彙の使い分けが生まれるということですね。